「あのさ、お前が俺を動かせるわけないだろ。」



大地はビクとも動かない。


「だったらどいてよ!!」



あたしが腕を引っ張りながら言うと、

大地は急に立ち上がり、あたしの手を掴んで一気に引き寄せ、無理矢理キスをした。



「ほたるとチューできたし、どくわ。掃除よろしく♪」


そう言って大地は部屋に戻っていった。