弟くんと危険な関係!

「言わないと押し倒すぞ。」



え?


と思った瞬間、
あたしは床に倒される。


両手は大地の両手で押さえられている。
上に大地が乗っているような形だから身動きはとれない。



「ちょっと大地…カップ麺のびちゃうからそろそろ食べさせて?」



「カップ麺かよ!」



どうやらあたしは天然な所を発揮してしまったらしい。



「ま、そこがほたるのかわいいところだな。」


と大地は言い、あたしの首筋にキスをおとす。



そんなところにキスをされるのは初めてで、なんかくすぐったくて恥ずかしい。


「大地…!ちょっと…!」


あたしは止めてほしくて言ったのに、その声に反応したみたいで、


「かわいいっ」


と満面の笑みで言い、
首筋のキスはさらに激しさを増した。