弟くんと危険な関係!

「と…ところで!大地はなんで帰ってきたの?」


「だるかったから。」


「不良な中学生ね!」


あたしはそう言ってカップ麺をさらにすする。



すると、横に座っている大地の手が伸びてきて、あたしの髪をそっと触る。


ちょっと反応してしまったあたしは、箸を落としてしまった。


その箸を拾おうとしたとき、大地も箸を取ろうとして同じ姿勢になった。


顔が近い…!


目が合い、大地しか見えなくなる。


磁石の様に引き寄せられ、唇が触れた。


大地とのキスは全く嫌じゃない。
むしろ、心が温かくなる。