「ごめんね、大地…。ありがとう。」



あたしがそう言うと、大地はそっと優しく笑い、あたしのおでこにキスをした。




「メシはちゃんと食えよ。」


そう言って、部屋から出て行った。



あたしは制服のままベッドに倒れ、そのまま顔を埋めた。



大地のおかげで、一時的に健太とのことを忘れることができた。


けど明日…。
会いたくないな…。
学校に行きたくないな…。


とりあえず、舞には相談しよう。


電話だと、涙で話せなくなりそうだから、メールすることにした。