「あの・・・坂下麻理さんですか?」



あたしに声をかけてきたのは、まさしく執事といった格好をしている人だった



「はい・・・そうですけど」


あたしは、オドオドしながらこたえた



「あぁ、それはよかった。私は、ここの主人の執事をしているロイードとゆうものです
 ロイとお呼びください」


ロイという人は、深くおじぎをした


「あの・・・あたしは・・・ここで何をすればいいんでしょうか?」


あたしは、恐る恐る聞いてみた


「まぁまぁ、立ち話もなんですから、どうぞお入りください」


そう言ってロイさんは、ニッコリ笑いあたしは、開いた門を通った