次の朝、あたしはロイさんに起こされた



「麻理さん、起きてください」


あたしは、重たい瞼を上げて返事をした




「ロ…ロイさん? もぅ起きるんですか?」



目をこすりながら、あたしは聞いた



「はい、ここの使用人たちは皆起床は5時ですので・・・ですから
 麻理さんも起きてください」


そう言われて、あたしは渋々起きた