瑠璃色の華

「さぁ…。武器になりそうなものは…。女の色香ぐらいのものでしょうか?」

紅は山崎の目を見て言った。

「それはなかなか魅力的な武器やな。」

ニヤリと山崎は笑い言葉を続ける。

「さぁて。自分の正体。明かしてもらうで。」

山崎が言った瞬間部屋に赤い液体が散った。


「鋼糸やて!?」

山崎は目の前にいる紅を睨む。