瑠璃色の華

「慧斗。落ち着きなさい。」

祥啓はそう言って少し乱れた髪の毛をなおすと山崎に向かい直った。

「私は祥啓。上で聞いていたならこれだけでいいですね。これからお世話になります。」

そう言って丁寧にお辞儀をする祥啓。

「後ろにいるのは光琳と慧斗です。」

2人がそれぞれお辞儀をしたのを見届けてから山南が口を開いた。

「名前を変えさせましょう。」