瑠璃色の華

゛戦がおきてしまう…!!“祥啓の言葉は慧斗や光琳に絶望を与えた。

「戦に…?」

光琳が茫然と呟く。

「えぇ。だから、何としてでも帰らなければ…!!」

祥啓はギュッと拳を握りしめた。

「お前はそれでいいのか…?」

静かな声がその場に響き渡った。

「どういうことでしょう?」

声の主である土方さんを見て祥啓が問い返す。