「…。ということはその刀は妖刀なのか?」
近藤が口を開く。
「いいえ。我が家で妖刀として伝わっているのはもう一本の火寓刀だけです。こちらは、守りの刀ですから…。」
「守り?」
山南さんが興味津々といった表情できいてくる。
「火をもって剣を成した火寓刀。その属性は陽で金。妖刀として戦で使われてきました。」
そして、と祥啓は続ける。
「水をもって剣成した水寓刀。属性は陰で月。こちらは守りの刀…人を癒やし占う刀です。」
近藤が口を開く。
「いいえ。我が家で妖刀として伝わっているのはもう一本の火寓刀だけです。こちらは、守りの刀ですから…。」
「守り?」
山南さんが興味津々といった表情できいてくる。
「火をもって剣を成した火寓刀。その属性は陽で金。妖刀として戦で使われてきました。」
そして、と祥啓は続ける。
「水をもって剣成した水寓刀。属性は陰で月。こちらは守りの刀…人を癒やし占う刀です。」
