そう言って、いつも王子さまをなぐさめてくれました。

けれど
そんな、なぐさめも届くことはありませんでした。

王子さまは、

『火あぶり』
にされるのです。

少女は、何度も何度も止めましたが、みんなは聞いてくれません。

そんなみんなに腹を立てた少女は、魔女をたおしに行こうとしました。

けれど
王子さまははりつけられて、火を燃やしはじめました。