城のみんなは、だんだんと王子さまをうたがい始めます。

それもそのはず。

何をしても、色は緑色のままなのです。

「あの方は、悪魔に殺されたのだ」

というウワサが広がり、王さまや女王さまからもうたがわれるようになりました。

そんな中
1人の少女は、ずっと王子さまを信じていました。

「きっと元にもどりますよ。魔女のしわざならば、私がたおしてさしあげましょう」