「明は普段何食べてるんだろうな」 「私にわかるはずがないでしょう。本人にお聞きください」 「わかってる、そんなことは。言ってみただけだろ?さ、次の場所へ移動するか」 会計を済ませると私達はまた車へ乗り込んだ。 聖に影響されたわけじゃないが……あの猫は今何をしているんだろう。 ……いや、今この時間、あの猫に頭の中を占領されていること自体おかしい。 あり得ないことだ。