モモス国内で起きていた、長く惨い争いはやっと終わりを迎えた。
あまりにも醜く見えたのだろうか、モモス国はすでに他国から見放されていた。
気がつけば国民はボロボロであった。
身も心も。土地も海も。
そして争いは全てを醜くさせる事を知った。
身は血に包まれ、心は傷だらけ。
土地は荒れ果て、海はどんよりとにごっている。
国民全員が全て醜いことに気づいたころ、争いの結果からやっと決まったことがある。

エウノミア島がモモス国の中心である。

たった、これだけ。