同居人は…先輩!?【後編】



ガラッ


びくっ


ツカツカ


シャーッ!


勢い良く開けられたベットの側のカーテン。



『大丈夫っっ!!?』


ちょっとだらし無く裾の出た体操服姿の飛鳥。


走って来てくれたみたい…。


「うん。軽い脳震とうだって。もう教室戻るよ!」


『ホントに!ぼーっとしてちゃダメでしょーが!!』


お母さんみたいに飛鳥は怒る。


「へへっ。ゴメンゴメン。」


『へへっじゃないよっ!心配したんだからぁ!』


「ゴメンね?大丈夫だって!さっ!帰ろ?」


『よしっ!』


私達は、保健室を後にした。


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