『笠間ヒロと…一緒に住んでるの?』 その言葉に一気に反応する私。 「ぇ…?」 『やっとこっち向いた♪』 「何で…知ってるの?」 『今朝の電話の向こうで、アイツの声がしてた。』 「そっか…」 別に…知られても平気なのに… 香西に言われると変に心臓が激しく鼓動を打った。 本鈴が鳴った瞬間、私は走って教室に行った。 .