『薫ー!!ヒロくーん!!ご飯よー!!』





母からの助け舟に胸を撫で下ろした。






『チッ。』


「舌打ちしたっ!!じゃあヒロは晩御飯抜きだね♪」


『晩飯抜きの代わりに薫食えんなら、我慢してやるょ?』


「……〜。ご飯食べに行きましょーか!!」


『クスクス、俺はどっちでも良いんだけどなぁ?』


笑いながらヒロはリビングに下りていった。




くそぉー…。また負けた。



〜♪〜♪〜♪




私は自分の携帯の着信音に気付く事なく




リビングへ向かった。




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