中川の家に戻ると

ホットケーキ・・・らしい匂いがした。



「おかえりなさい」


中川がエプロン姿で玄関まできた。




うわっ~。やべぇ///


可愛すぎる///この子犬!



ピンクのエプロンも
か、可愛い。



「ピンクのエプロンも可愛いね♪」



・・・・・(°□°;)!Σ


ヤグの野郎!!!

だから、あっさり言うなって!!



すると、中川がムッとして


「ヤグさん、好きでもない子にそんな事言っちゃダメですよ?」


ヤグに注意した。


「ごめん、ごめん、つい癖で」


「カレン泣かしたら、怒りますからね!」


「大丈夫。泣かせたりしないから」


ヤグは真剣な顔で言った。



コイツ、本気かも。




ヤグはカレンって奴の所へ
また飛んでいった。



「・・・・・・・・・」


「・・・・・・・・・」




玄関に二人きりって、


緊張するんですが。




「さっきは、ごめんな///」

「あ、いぇ。ビックリしました」

「俺も驚いた。」



・・・・・ってか




「・・・焦げた臭いしね?」



「えっ?・・・あぁーっ!!!」



中川は、何かを思い出した様にバタバタと台所へと向かって行った。


俺も行ってみると、




フライパンからモクモクと煙りが上がっている。



「焦げてるー!!!」


子犬が慌て火を消した。