―昼休み― 「雲藤さぁーん!! 男の子が呼んでるよぉー!!」 クラスの女の子に教えられて、教室のドアに行ったら、知らない男の子がいた。 「初めまして。 俺、三浦達也っていうんだけど、雲藤さんのこと好きなんだ。 雲藤さんが桜井と付き合ってるのはわかってるけど、気持ちだけ伝えておこうと思って。」 三浦くんは、そう言って去って行った。