3人のイケメン+αと天然美女


―誠哉Side―

実衣が絡まれ、助けたあと、俺は旅館の中を歩き回っていた。


これから部屋に帰ろうっていうとき、実衣の姿が見えた。

声をかけると、振り返った実衣の顔は、何か悩んでるようだった。


だが、すぐに話せるようではなかったから、僕と慎哉の部屋に入れた。