あたしは、駿斗に聞いたことを話すために、沙羅に電話した。


プルルル―…

ガチャッ。

「もしもし、実衣?」

「沙羅?あのね、駿斗に話したら全部あたしの勘違いだった。

だから、あたしもう1回付き合う。」

「うちも話したんだ。

そしたら、空良もあたしの勘違いだって言ってくれて、俺から離れるなって言ってくれたんだ。」

「沙羅もだったんだ!!
これから仲良くね♪」

「実衣こそッ♪」

「また明日、学校でね!!」

「うん!ばいばいッ♪」


沙羅との電話を切ったあと、李里にも電話をして、沙羅と同じように話した。

そしたら、沙羅と同じく、誠哉から勘違いだと聞いたらしく、また付き合うみたい。


…よかったぁ~☆

もうみんな別れると思ったけど、
みんな元どおりになったし♪

今度からなんかあったら駿斗に話す。

今回のことで誓ったあたしでした。