「もう離れるなよ?」

「うん。」

「なんか言われたら、俺に全部話せ。

勝手に1人で抱え込んで悩むな。」

「はい。」


「帰るぞ。」

「うんッ♪」

2人で手を繋いで駿斗の家に帰った。


駿斗の部屋で―…

「おいで」

駿斗が、ベッドの上で手を広げている。

あたしは、駿斗の胸に飛びついた。

駿斗は、あたしの頭を撫でながらベッドに押し倒してきた。

最初はびっくりしたけど、あたしは駿斗を受け入れた。

お互いの想いを再確認して繋がったあたしたちは、前より幸せな気分だった。