…自分でも思うわ。 私は由李亜が大切で大好き過ぎておかしいと。 「私お手洗い行くから由李亜は寮をあまりうろつかずに部屋に戻るのよ?」 「うん、分かった!」 通り過ぎる時に呵位君にしか聞こえないように言った。 「由李亜は渡さない、ある人からの伝言よ」