「…それで用件は? 私に電話なんて珍しいじゃない」 「あぁ、そうだね。 僕近々そっち行くから…由李亜達の居る東條学園に、」 楽しそうに言う澪の声を聞いていると本当に近々みたいね… 「でさ、これも聞きたいんだけど…坂本呵位って誰? 最近の由李亜からのメール… 呵位くんがどうした、呵位くんがああした、呵位くん、呵位くん、呵位くん…ムカつくんだけど。」 由李亜ったら何も考えずにメール送ってるのね…まったく… 可愛いんだから。