Side.由李亜 走ちゃん… あれは本気だったよね… まっすぐ私の目を見て言ってくれた… 私もちゃんと答えを出さなきゃ… …走ちゃんは走ちゃんだし、走ちゃんだから走ちゃんな訳で…とにかく走ちゃんなんだよね!? …どうしよう意味わかんなくなってきたよ~!!!! …私…どうしたらいいんだろう… 走ちゃんのことばかり考えていたらいつの間にか寮の前に来ていた。 「…あ…もう着いたんだ…」 男子寮を見上げて寮の入り口へと進む。 「…おい」