Side.走真


食べ放題が終わり俺達は寮へと帰宅途中だ


由李亜が栞と笑っているのを横目にして俺は思った



伝えたい、と




多分…今告白した所で成功しない…と思う。
見てれば分かるからな…
呵位と話をしている時の由李亜を…
けど、もう気持ちを抑えきれないんだ。

俺は我慢するような性じゃねぇしな。