その視線に気付いたのか呵位は俺を睨みつつ微妙に笑みを浮かべた。


これは…多分、呵位のライバル宣言だ。
俺には渡さないという…


ふんっ、上等じゃん…
俺だって渡さねぇよ!!

俺は呵位に向かってまた睨みつつ笑みを浮かべた。

確かに…今までもライバルは居た。
今はフランスに居るけど、もう一人の幼なじみとかさ、
まぁ、他は由李亜に相手にされてるようでされてなかったし…ライバルとは言えない。


久しぶりにライバル登場だな。