*Sweet×Trap* ~放課後のLOVEパレット~





「キミまで落ちることはないだろうに」



崩れたヒザが落下する前に。


あたしの両脇は、白衣の腕でしっかりと支えられていた。



「もっと、して欲しいんでしょう?」



のぞき込まれた瞳。


ちょっとでも動けば触れそうな鼻先。


暴れたら、言葉までふさがれてしまうかもしれない。