「ええよ。 あたし彼氏に料理作るの夢やってん。 よりくんは疲れてんねから、 ゆっくりして。」 あたしは冷凍庫からアイスを取り出し、 よりくんに渡した。 よりくんはしばらく近くでウロウロしながらアイスを食べていたけど、 そのうちあきらめたのかテレビを見始めた。 予定より一時間も遅れてカレーが完成した。 よりくんを呼ぼうと振り向いたその時、