「はいよ。」 マサヤンは笑って、 ウーロン茶をよりくんに差し出した。 あっくんはあたしよりもデレッとして、 よりくんの隣に座った。 時折みせる、 ぶっきらぼうな優しさ。 あっくんも、マサヤンも、 あたしも。 そんなよりくんに惚れたのかもしれない。