BLUE〜よりくんと優子の物語〜



あっくんは顔を真っ青にして、

急いであたしとよりくんの間に入った。



「まぁまぁ、仲良くしようや。

より、優ちゃんはおまえのこと心配して電話くれたんやで。

身に覚えがあるやろ?

あんま女の子を不安にさせたらアカンで。」



よりくんは横目であたしをにらみ、

フンッと背中を向けた。



・・憎たらしー。