「優子、メッチャ好きやで。」 「あたしも。よりくん大好き。」 二人寄り添い手をつないでいると、 砂場で遊ばせていた子供が よちよち歩いてきた。 「翔太~メッチャ服汚してる! どないしよ!」 「ええ、ええ。 いけな全裸でええやろ。」 「も~よりくんやないねんから。」 よりくんは翔太をヒョイッと持ち上げ、 片手で抱っこした。