お父さんが皮肉たっぷりに よりくんをえぐる。 本物を見ているだけに、 お父さんの険しい顔は 少しも怖くなかった。 するとお母さんが 「イマドキできちゃった婚なんて、 なぁんも珍しいことあらへんやないの。 あんた、少しは時代の流れに乗ったらどうや? 白髪増えるで。」 「ぅぐ・・・。」 お父さんは何も言えなくなった。 さすが。 母強し。