「頼むから金使ってや。

最後くらい、

助けさしてや・・・。」




あっくんの涙を見たよりくんは、

放心状態で立ち尽くしていた。




みんなの興奮冷めやらぬ息づかいだけが、

荒れ果てた部屋に響いてた。