BLUE〜よりくんと優子の物語〜



それからも体調不良が続き、

薬を飲んでもなかなか治らなかった。



あたしは加奈に付き添ってもらい、

病院に行った。





ドキン、ドキン



心臓の音が結論を急かす。




たったひとつの予感。



ううん、予感じゃない。

あたしはわかっていた。






診察室に入ると、

先生は笑顔で打ち明けた。