「マサヤンと何話した?」 よりくんが言った。 「べつに。なんで?」 「あいつは妙に神経質なとこがあんねん。 昔から。」 さすがよりくん。 何でもお見通しだ。 「よりくんのことが好きなんやて。」 あたしはよりくんの隣に移動し、 くっついて座った。