BLUE〜よりくんと優子の物語〜



今あたしに言った言葉も、

本当はずっと前から言いたかったんだと思う。


心なしか、マサヤンの表情がスッキリしたように見えた。



「あっくんもマサヤンも、

ほんまによりくんが好きやねぇ。」



あたしが呆れたように言うと、

マサヤンは笑って再び歩き出した。



あたしも後をついてアパートへ帰った。