BLUE〜よりくんと優子の物語〜



「お邪魔しま~す。」



みんながゾロゾロと部屋に入る中、

あたしはどさくさに紛れてよりくんに抱きついた。



「ん?どないしたん?」



「ううん。なんでも。」



よりくんが愛しくて愛しくてたまらない。



「よりくん、メッチャ好きやで。」



「・・・・・・。」



よりくんは人前でイチャつくのは好きじゃないと思って、

あたしはすぐに離れた。


するとよりくんは

あたしのほっぺをムニュッとつねった。