「お邪魔しま~す。」 みんながゾロゾロと部屋に入る中、 あたしはどさくさに紛れてよりくんに抱きついた。 「ん?どないしたん?」 「ううん。なんでも。」 よりくんが愛しくて愛しくてたまらない。 「よりくん、メッチャ好きやで。」 「・・・・・・。」 よりくんは人前でイチャつくのは好きじゃないと思って、 あたしはすぐに離れた。 するとよりくんは あたしのほっぺをムニュッとつねった。