BLUE〜よりくんと優子の物語〜



どうして事務所に・・・?



俺とマサヤンは

よりの部屋で待機することにした。



「絶対帰ってくる。

他に行くとこなんてないんやから。」



けれどよりは帰ってこなかった。


次の日も、その次の日も、

よりは帰ってこない。



俺とマサヤンは一言も喋らなくなった。


ほとんど飲まず食わずで、

一睡もできない。



探し回っていた仲間は、

それぞれ学校や仕事に、

いつのまにか戻っていた。