どこか兄のような、 父親のような表情を浮かべた ショウ先輩。 優しい。 ショウ先輩が目の前にいることが、 優しいと思った。 不思議な感覚。 言葉ではなかなか、 言い表せない。 部屋に戻ってきたよりは、 いつものツンツンした顔で ショウ先輩とじゃれ合っていた。