BLUE〜よりくんと優子の物語〜



よりは

「本人の口から聞かない限りはそんな噂は信じない。」

と言った。



それなら直接聞きに行こうということになり、

俺とより、マサヤンの三人で

ショウ先輩のアパートへ押しかけた。





「ほんまやで。」



ショウ先輩はまっすぐ俺たちを見つめて言った。



「おまえらにだけ特別に見せたるわ。」



そう言うとショウ先輩は

着ていたTシャツを脱ぎ、

俺たちに背中を向けた。