BLUE〜よりくんと優子の物語〜



残された俺たち三人は

その場に倒れ込んだ。



「いってぇぇ・・。

より、大丈夫か?

メッチャ血ぃ出とるで。」



「ショウとかいう奴、

見つけ出してシバいたる。」



「やめとけって。

もう痛いの嫌や。

集会行くんやめよぉや。」



マサヤンは半ベソで

俺は前歯がかけて

よりは顔面血まみれ。



さすがに懲りただろうと思っていたら



「これで引いたら負けや。

次の集会、絶対行くで。」



よりのこの一言で、

俺とマサヤンは別の意味でダウンした。