騒ぎに紛れて女の子は いつのまにか逃げ出していた。 「俺らも早う逃げな。 ここにおったらヤバイんちゃう?」 俺たちはダッシュでトイレから逃げ出した。 仲間だと思っていた先輩が、 レイプ。 尊敬すらしていた俺たちは、 ショックを隠せなかった。 暴走族は、 ただのバイク好きだけの集団じゃないことを 俺たちは思い知った。 次の集会に参加するかどうかも迷っていた。