BLUE〜よりくんと優子の物語〜



マサヤンがトイレに駆け込み、

初めてよりと二人きりになった。



「・・・・・・・。」



「・・・・・・・。」




沈黙。



互いに第一印象が悪かっただけに、

かなり気まずい雰囲気だった。


俺は気を使って、

何でもいいから喋ろうとすると



「・・・ぁゴホッ!

うほっ!ぅえっ。」



ツバが気管に入ってむせた。



よりは笑いたいのを我慢して

そっぽ向いた。