BLUE〜よりくんと優子の物語〜



14歳、冬。



集会がない日でも落ち合い

夜をフラついていた俺たちは、

金も行く先もないため

よく学校近くの公園にたむろしていた。



この日はたまたま、

俺とよりとマサヤンの三人しか集まらなかった。



本当にたまたまの三人組。


もしこれが他の奴だったら、

俺たちの人生は大きく違っていただろう。