兄に連れられ いろんな人に挨拶に回る中、 ひとつのグループに目がとまった。 どう見ても他の奴らとは体格がひと回り小さい。 一目で中学生だとわかった。 「俺の弟や。 おまえらとタメちゃう?」 チームの先輩である兄が紹介してくれたおかげで、 そいつらは立ち上がって挨拶してくれた。