BLUE〜よりくんと優子の物語〜



しばらく連絡を取っていなかった加奈と、

久しぶりに会うことになった。



「優子ぉ~。

よりくんよりくんて、

あたしの存在忘れてたやろ。」



会うなり加奈にパンチをくらった。



加奈は元気のないあたしにすぐ気づいて、

静かに話のできるカフェに連れていってくれた。



「あたし、どうしたらええんやろ。」



あたしは今までのよりくんとのことを、

全て打ち明けた。


一人で抱えてるのはもう限界で、

誰かに聞いてもらいたかった。