「あっくんから都会のにおいがするわ。」 「はは、田舎モンやで。 彼女も長いこといてへんし。」 「そうなん?意外やわ。 あっくんならいくらでも女が寄ってくるやろ?」 「こぉへん、こぉへん。 優ちゃん立候補する?」 「え!!」 「またいつでも連絡してや。」 何気にあっくんといい雰囲気になり、 あたしたちは番号を交換した。 加奈はマサヤンと一緒に帰ると聞いていたので、 あたしは先に店を出た。