放課後、僕はミツオの腕を掴んで話しかけた。 「ミツオさ、今度の日曜なんだけどさ、空いてるかな?」 「日曜?あーダメダメ。俺は道場に行くから・・・・」 ミツオの動きは緩やかになり、瞬間止まったが、ニヤリと笑うと 「・・・タケシ、俺だ。終わったぜ」 と言った。