『俺はまともだぜ。俺は今、仲間を殺すことが快感なのさ』 ”意識狩り”は続けた。 『そして快感がピークに達すると、俺は分裂して二つになれる』 「二つに、なる?」 『俺たちはそうやって増えていくんだ』 「増えていく…」